♪お客様からのお便り

ringo様 より
私はお茶が大好きです

やっぱり日本人は日本茶でしょっ
東京にきてから、茶道をたしなむようになり、作法に1つ1つにいろんな意味があり、日本人ってすごいな〜って関心することが多いです。
地元はお茶で有名なところなので、常に美味しい茶葉が手に入る
こちらにいると、あまり美味しいと思えるお茶がないからいつも実家から送ってもらいます

この前、会社でのこと・・・・
私はお茶を3人分くらいだした後に、別の人がお茶を出そうとして私の使用済みの急須を手に取ったので
私   『それはもう、お茶が出ないと思いますよ??』
ある人 『大丈夫!色が出ればいいから』

えーーーーーーっ

私的にはあり得ない
いちがいには言えないけど、こっちは美味しいお茶の味を知らない方が多いんだろうな〜って思います
会社のお茶も・・・・なんか、味がイマイチ
なので、先日勝手に茶葉を替えちゃった
私は深蒸しが、しっかりした味で好きなので、いまひとつ、煎茶のおいしさが分かりません
煎茶ってくくりの言い方は変かもしれないけど、深蒸し以外はなんか、もの足りないのです
ただ、おいしいお茶に出会えていないのか?
私的にはお茶の入れ方は心得ているつもりなので、入れ方にはそう、間違いはないと思うのです

先日、いつも会社で頼んでいるお茶屋さんに質問したら・・・
深蒸しは美味しいとは言えませんって・・・
蒸すときに普通の茶葉に比べて圧力?とにかく付加がかかるぶん、茶葉が細かくなりお茶を出した時に、湯のみに粉がでて、溜まってしまいますよ??って・・・
ん〜 お茶屋さんは専門家のはずだから、詳しいはずなのになんか納得できなかった

だから、地元のお茶屋さんに教えて欲しいのです
よろしくお願いします



 > ringo様

お問い合わせ有難うございました。

ringo様の言われる「煎茶」は、針のように茶葉がよれた「浅(若)蒸しタイプ」のお茶の事だろうと思うのですが、「深蒸し」と同じような「お湯の量」「お湯の温度」「茶葉の量」「抽出時間」で淹れた場合には、味を比べると「浅(若)蒸し」の方が、あっさりしているように感じると思います。
やはり、「深むし」は、見た目は細かいですが、より効率よく良くお茶を「抽出」できるように製造されたお茶ですので、同じ条件でお茶を淹れると、もの足りなさを感じるのかと思います。

私どもは「鹿児島のお茶の問屋」ですので、主に全国の「お茶屋さん」がお客様となります。
お茶屋さんの嗜好も「深蒸し(粉っぽく細かく見えるお茶)タイプ」を好まれるお店、「浅(若)蒸し(針のように茶葉がよれたお茶)タイプ」を好まれるお店、さまざまです。
それが個性となり、そのお茶屋さん独自の味となっています。

私どものお茶は、深むし茶をベースに販売いたしております。
なぜなら、私も「深むし茶」が好きだからです。
鹿児島は「深蒸し」に向く「ゆたかみどり」「あさつゆ」「さえみどり」という品種が多く栽培されています。強く蒸す事で「水色(【すいしょく】お湯に出したお茶の色)」は深い緑色、味はまろやかであまみがでますので、近年、全国のお茶屋さんからも注目をあびている品種です。

私もいろいろなお茶を飲みますが、その度、いろいろな「お茶への出会い」があります。 お茶は農作物です。その年の気候によって作柄が大きく変化しますし、製造の仕方によっても変わります。
私どもがお茶をお客様に伝える中で一番重要なことは「お客様の嗜好を知る」ことです。
「しょうゆ」の味をとりましても「関東」「関西」「九州」で好みが違うように「お茶」も地域で好まれるお茶が異なります。風習の違いであったり、嗜好の違いであったり、さまざまです。地域・世代・文化によっても「お茶」に対する関心も異なります。
どういうお茶を求められているのか?どういう時に飲まれるか?
T・P・Oに合わせたお茶をご提案できるよう心がけております。
お茶に関心を持っていただく貴重なご意見有難うございました。

池田製茶株式会社
日本茶インストラクター
池田研太

★お客様からのご質問・ご意見はまで。